トレーニングもビジネスも全力伴走!
中小企業診断士×パーソナルトレーナーの中村亮太です!
ダイエットやボディメイクを頑張っている方の中には、「糖質制限」や「ケトジェニックダイエット」に興味がある、あるいはすでに実践しているという方も多いのではないでしょうか?
一方で、「本当に大丈夫?」「筋肉は減らない?」「脳に悪影響はないの?」といった不安や疑問の声をいただくことがあります。
今回は、特にトレーニングを行っている方から質問の多い3つのテーマをプロの視点で分かりやすく解説します!
疑問1:糖質制限は危険だからやめた方がいい?ローファットでは反応が悪かったけど…

「糖質制限って危険だと聞いたけど、本当にやめた方がいい?」というご質問、実は多いです。
結論から言うと、「どのような糖質制限を行うかによる」 というのが本音です。
健康な人が長期間にわたり極端な糖質制限(例えば1年以上ほぼ糖質ゼロ)を続けることはおすすめできません。体へのリスクが増えるため、そういったやり方はやめた方がいいでしょう。
一方で、普段の食生活で糖質比率が高すぎる人(例えばカロリーの8割以上が糖質)が、糖質を少しカットして標準的なPFCバランスに近づける場合は、むしろ“良い糖質制限”と言えます。
ローファットとローカーボ、どちらにもメリット・デメリットが存在します。自分の体質や今のライフスタイルに合う方法を選ぶことが大切です。ただし、「なぜ体重が減るのか」「どんなリスクがあるのか」といった原理はきちんと理解しておきましょう。
疑問2:糖質を制限すると脳のエネルギーは減る?脂質は脳のエネルギーにならないの?

「糖質が減ると脳のエネルギー源がなくなるのでは?」という不安もよく聞かれます。
基本的に、脳の主なエネルギー源はブドウ糖(グルコース)です。血液脳関門(BBB)という仕組みがあるため、脂質(脂肪酸)は脳のエネルギー源にはなりません。
ですが!
糖質制限やケトジェニックダイエット時は、「ケトン体」という物質が体内で作られます。このケトン体(β-ヒドロキシ酪酸やアセト酢酸)は脳にも入ることができ、糖質が不足した状態のときには、脳の“代替エネルギー源”として使われます。
ケトジェニックダイエットはもともとてんかん治療など医療目的で使われていた手法で、安全なやり方なら脳がエネルギー不足で機能しなくなる心配はありません。
疑問3:ケトジェニックダイエットを始めてから筋肉が落ちている気がする…原因は何?

「ケトジェニックを始めてから筋肉が減ってしまった気がする…」という声もよく届きます。
その場合、主に2つの理由が考えられます。
1.糖新生による筋分解
ケトジェニックの初期段階では、体が“糖質不足”に対応するため「糖新生」を活発に行います。
糖新生では筋肉の中のアミノ酸が分解され、糖質に変換されてしまうため、ダイエット初期は筋肉量が一時的に減りやすいのです。
ただし、ケトン体の利用に体が慣れてくると、この筋分解は落ち着いてきます。最初の数日〜1週間程度がピークです。
また、ロイシンやリジンなどのアミノ酸をしっかり摂ることで筋肉分解を防ぐことができます。
2.インスリンとアドレナリンの働きの変化
糖質制限中は血糖値が上がりにくいため、インスリンの分泌も低くなります。インスリンはアミノ酸の筋肉への取り込みを助ける役割もあるため、分泌が弱まると筋合成がやや不利になります。
また、血糖値を調整するアドレナリンも、材料となるチロシン(非必須アミノ酸)やフェニルアラニン(必須アミノ酸)が不足すると合成されにくくなります。
筋肉の減少を防ぐためには、十分なタンパク質摂取、必要ならチロシンやBCAAのサプリを活用するのがおすすめです。
まとめ
糖質制限やケトジェニックダイエットには不安もありますが、正しい知識とやり方であれば、誰でもリスクを抑えながらダイエットやボディメイクを進めることができます。
「糖質制限=危険」と一括りにするのではなく、ご自身の体質や目的に合った方法を選び、原理を理解して正しく取り組みましょう。
筋肉は裏切らない。あなたの努力も裏切らない!
読んでいただきありがとうございました!また読みに来てください!

